2011年の競売市場

Updated : 2011年11月28日

もうすぐ2011年が終わります。
東京地裁の競売も12月20日が最後の開札でした。
 2011年で東京地裁で開札対象となった物件数は1917物件でした。
これは2010年の2196物件から279物件、約13%の減少です。
物件数の減少の要因は2010年競売の新規申立て件数が減少したことによります。
 では何故申立件数が減少したのかと言いますと、リーマンショックで生じた不良債権処理が一段落したなど複数要因はあるとは思います。しかし、一番大きい要因は亀井さんが推し進めた「中小企業金融円滑化法」の効果でしょう。
 この法律によって、銀行は返済に困窮した借り手の返済条件の見直しなどの協議に応じなければならなくなりました。
競売の申立の抑制効果も当然あったわけです。
 
 物件は減少したのですが、一方で期間入札の競落率は96.6%と、2010年より0.7%上昇しました。
今年は何といっても大震災があった年です。競売市場もその影響があるのではと考えられました。しかし、この競落率の上昇という現象を見ると、震災の影響はあまり無いように思えます。
 ただ、よく見ると入札価格については全体的に2010年より若干控えめの水準にはなりました。やはり影響が全く無いわけではないようです。
 とにかく2011年の世間はいろんなことが有り過ぎた1年だったように思います。
2012年は平穏な1年になって欲しいと願います。

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