2024年1月1日からマンションの相続税評価額計算方法が変わります。都心タワーマンションなどが従来の相続税評価額であると、実勢価格の2割程度になってしまうケースが多々あります。それは富裕層有利で不公平感があるということでの改正です。

マンションによっては従来評価額の2倍を超えての評価になります。

　またこの新しい計算方法ですと築年数が古くて低層マンション且つ低層階に位置する部屋は相続税評価は従来通りか、場合によっては従来より低くなるケースもあります。

　そこで、古くても、また低層でも実勢価格が高いマンションの相続税評価額圧縮効果は健在です。そんな事情から今後は都心で相場が高いいわゆるビンテージマンションで相続税節税を図る富裕層が出現してくるでしょう。

「良いか2倍無いわ、2階よ。」ヨイカニハイナイハニカイヨ