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サイゼ海外加勢さ。

 外食産業が海外に出店の軸足を移しています。2023年は日経新聞によれば外食大手10社の海外店舗比率は40%超です。驚きは2022年から1年で10%以上その比率が高まっていることです。国内の事業は円安で原価が上昇していても、人口減少下にあって需要増大しないため値上げできず減益傾向です。一方海外事業では値上げもでき、利益確保がしやすいため海外事業比率が高い外食大手が業績を伸ばしています。吉野家やサイゼリアは海外での事業利益を急伸させ増益基調ですが、海外事業比率が低いすかいらーくは減益です。
 訪日外国人の増加は海外での日本食人気を高めていることも外食産業の海外事業進展を推し進めているようで、今後はこの傾向がさらに強くなりそうです。

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     時事回文   

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