高き住まい買い増す気過多
タワーマンションの需要は衰えず、価格は上昇が続いています。都心6区の中古マンションの平均価格が2億円に迫っている状況です。これは平成バブルを凌駕しているように思います。賃料は価格上昇に比しては上がらないため都心マンションを賃貸に出した場合の利回りは年2%を下回る状況も珍しくありません。もはや都心マンションは実需(住むため)での価格形成から解離しているだけではなく、収益還元率からの投資目線からも逸脱しているように思えます。それでも希少性を背景とした外国資本の流入や、富裕層の相続税などの税対策需要で、まさに別次元の財となり、価格上昇が続きます。膨れあがった風船はいつか萎むと思うのですが。。
「高き住まい買い増す気過多」タカキスマイカイマスキカタ