株式会社ワイズ不動産投資顧問

誰知り、知れた?

 最近よく「相続登記を終えたら、不動産会社のDMや電話攻勢が多くて困っている。」といった話を聞きます。これは相続登記の起こった情報を不動産会社が登記情報提供のIT会社のシステムから得ているからです。また、資産管理会社などに会社のM&A仲介会社から「あなたの会社売却しませんか?」のお手紙が届くと言ったことも増加しています。これについても1つの会社がどれだけの不動産を所有しているか、を名寄せできるシステムが出来上がり、これを提供するIT会社の情報があるからです。M&A仲介会社はそれを利用して手紙をターゲットの会社に認めています。そもそも不動産登記や法人登記情報は公開情報ですが、その登記の移転等を逐次把握することは従前はできませんでした。しかし、近時ITの発展もあり、逐次把握が可能となりました。
 相続登記を終えてほっとしたところで、不動産会社のセールス攻勢を受け困っている方も多いかもしれません。「おい、誰が相続の件を世間に言いふらしてるんだ!」と言いたくなるでしょうが、誰も言いふらしていません。登記行為情報がダダ漏れなだけです。
 「誰知り、知れた?」タレシリシレタ

    2025/05/12   時事回文   

誰知り、知れた? 競売・公売不動産/底地投資コンサルティング

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