核、その芽除くか。
イスラエルのイラン核施設や首都テヘランの放送局などへの攻撃から始まった両国間の戦争ですが、ここへきて新展開を迎えそうです。イスラエルの同盟国アメリカが、イランに対し核施設攻撃を同国が所持する地中貫通爆弾(バンカーバスター)などを用いて行う可能性を示唆しました。トランプ大統領はイランに無条件降伏を求め、イランの核放棄を完全にする方針を表明しています。アメリカが戦争に加われば、中東戦争がアメリカの軍事力で早期終息するかもしれません。しかし一方でイランのアメリカ基地攻撃やホルムズ海峡封鎖などでのイランの抵抗が強まり、長期化する可能性もあります。戦争が長引けば原油価格の高騰が生じ、石油輸入国はインフレ圧力を受けるでしょう。そうなれば金利上昇が起こり、不動産価格に低下圧力が掛かる可能性があります。中東情勢に目が離せません。
「核、その芽除くか。」カクソノメノソクカ