釧路、寄る鶴よろしく!
再生エネルギー確保か自然保護か、難題が浮上です。釧路湿原周辺の私有地で大規模太陽光発電(メガソーラー)施設建設が行われています。その工事に待ったをかけたのが釧路市立博物館です。曰く事業地がタンチョウとそのひなの生息地であるのに調査不十分との指摘です。文化庁も調査不十分なら原状回復命令もあるとの見解を出しました。一方で事業者である日本エコロジー社は調査はきちんと行い報告済みとして工事続行の構えです。
果たして今後どういう展開になるのか、注目されています。ところで今般千葉県沖などで計画されていた洋上風力発電プロジェクトについて実施予定業者であった三菱商事が、当初見積もりから大幅にコストが上昇したということで、撤退を表明しました。再生エネルギーはCO2削減に向け必要欠くべからざるものですが、それを推進するについてはいろんな障害があるようです。自然破壊の可能性や採算性の問題が再生エネルギー施設建設に立ちはだかります。
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