浸水なれども取れない?寸志
三重県四日市の地下駐車場「くすの木パーキング」は豪雨による浸水で雨水が浸水し、多くの車が水に浸かってしまいました。浸水してから1か月近く掛かりようやく全274台の車が搬出されたようです。この駐車場は行政と民間による第三セクター「ディア四日市」が経営していました。浸水の原因は止水板が作動しなかったことによるものとのことです。そこで問題はこの止水板の故障が分かっていたのに3年以上対処せず放置されていたことです。
車の所有者は廃車による損害を自身の車両保険で填補される場合はまだ良いですが、そうでない方の損害はどうなるか、今のところ補償については決まっていないようです。他の浸水被害補償などとの絡みでなかなか結論は出にくいのかもしれません。気候変動が激しくなってきている昨今、ゲリラ豪雨による浸水被害は予想は不動産投資でも大事になっています。
「浸水なれども取れない寸志」シンスイナレトモトレナイスンシ