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2026年4月20日「台東区ビルに51本の入札」

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東京地裁開札トピックス(26.4.20日号)

台東区ビルに51本の入札

 4月8日開札では台東区内、都営大江戸線「新御徒町」駅徒歩7分に立地する事務所兼居宅兼倉庫のビルに今年最高51本の入札があった。このビルは土地が南側で幅員6m、西側で幅員6ⅿの公道に面する角地で広さは19坪ある。そこに築39年の鉄骨造5階建で延床面積約66坪のビルが建っている。この建物の1,2階は事務所、3階から5階が住居の仕様である。この物件の売却基準価額は6441万円であったが、競落された最高価は2億500万円強であった。実に売却基準価額の3.2倍弱という高上乗せ率での競落であった。評価書では建物の評価額を約1700万円としていたが、そうとすると競落価格のうち土地相当額は1億8800万円になる。それは坪単価で約990万円になり、相続税路線価の坪271万円の約3.65倍に相当する。これだけの高水準ではこのビルからの賃貸収益では表面利回りは年4%程度で魅力が薄いように思った。しかし競落会社の社名を見て得心した。競落した会社はトランクルームを運営する会社と思われる。それであれば、現状の建物はトランクルームに転用しやすい構造と考えられ、収益性は通常に事務所や居宅で賃貸するよりかなり高くなりそうである。現在の建物を上手く利用できる入札者には他の入札者は敵わない。都心のトランクルームは新築マンションが価格高騰により専有面積が小さくなっていることからもニーズは高まっていることが強気の入札になったようだ。

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