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2019年7月15日「明渡猶予の占有者が高級物件落札」

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東京地裁開札トピックス(19.7.15号)

明渡猶予の占有者が高級物件落札

 東京地裁もここ最近は対象物件がかなり少なくなっている。7月4日開札では27物件であったが、7月18日開札は20物件未満の予定である。おそらくは任意売却による処理が多くなっているのが減少の大きな原因かと思われる。平成初期のバブル崩壊時の競売物件は多くの債権者の抵当権が1物件に設定されていたが、ここ最近では2重3重の抵当権設定が少なく、任意売却が進みやすいのではないだろうか。ただ任売がうまく成立せず入札対象になる場合もある。この日港区のお台場に所在する高級タワーマンションが対象になった。この物件は築13年で33階建ての最上階に位置する専有面積約33坪の住戸とそれに隣接する専有面積約36坪の部屋2部屋の1括売却である。この2部屋は隔壁に扉を設置し往来できるようになっている。この部屋を占有しているのは賃借人(法人)で、明渡猶予6か月が与えられている。この物件の売却基準価額は1億8764万円であったが、これに入札が7本あり、最高価2億7000万円にて、先の明渡猶予対象者である法人の代表者が落札していった。このケースなど占有者が購入したのであるから本来は任意売却にて売買されても良いように思う。しかし債権者の抵当権抹消金額について合意できなかった等の原因で入札に及んだようだ。またこの2部屋は管理規約に違背して隔壁を取り除いており、この点も任意売却の障害になった可能性がある。

2019年7月15日「明渡猶予の占有者が高級物件落札」 底地・公売物件投資相談

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