所有者不明土地関連法案が成立しました。この新法には不要な土地を国に返還できる規定が盛り込まれています。そこで地方などに使わない、利用できない、貸せない（収益を生まない）土地をお持ちの方は、これはいいぞ早く国に返そうと思うでしょう。しかし事はそう簡単ではありません。おそらく承認申請にあたっては確定測量（隣地の境界承諾ありの測量）は必要になり、法務局か財務局の実地調査もあるようです。その上でさらに10年分の管理費用相当額を国支払わねばいけないとのことです。国に土地を返還するには実際は測量費用やら負担管理費用やらかなりのお金が入用になります。「熨斗を付けて返す」とはいったものですが、土地を返すには結構立派な熨斗が必要になりますね。

「土地が無駄で棄てた！無価値と。」トチカムタテステタムカチト