雇用調整助成金は、新型コロナウイルス禍により従業員を休ませた場合でも雇用主が給料を払えるようにする政府の補助金です。この制度を悪用して石川県の名門旅館経営者が不正にこの助成金の支給を受けていたことが内部告発で露見しました。実際には働かせていたのにタイムカードを打刻させずに偽りの勤務報告をして助成金を取得していたとのことで、その不正受給額が何と1億7000万円に上るとのことです。この経営者は2つの旅館を経営してますが、これだけの金額を返還することになれば経営存続も危ぶまれるところです。またこの報道を目にして冷や汗をかいている経営者も多いかもしれません。これもコロナの後遺症の一つでしょうか。

「嘘か！休まずや、仮想」ウソカヤスマスヤカソウ