利上げ私無しだ。訳あり。
日銀の植田総裁は金融政策決定会合で、一部予想されていた政策金利上げをせず現状維持を決めたことを明らかにしました。これで決定会合4回連続での利上げ無し、政策金利据え置きです。足元は物価上昇は年率2.7%程度あり、利上げも考えられる環境です。しかし、そこはアメリカの相互関税の影響などによる景気下押しのリスクが読めないこともあり、据え置きの判断になったようです。一方アメリカでは大統領がFRB議長に利下げを強要しているものの、議長はそれに抵抗し、利下げせず政策金利据え置きになりました。これらを受け為替相場は1ドル150円をつけ円安に振れています。株価はやや下押しですが、J-REITはやや上昇という金融相場となりました。いずれにしても不確定要素の大きい景気と金融市場です。
「利上げ私無しだ。訳あり。」リアケワタシナシタワケアリ