定価値切る気ね、買い手
都心中古マンションの売れ行き鈍化が顕著に。昨年12月17日にスーパー億ションの代表格「三田ガーデンヒルズ」が競売対象となり、売却基準価額未満、買受可能価額近くで競落されたことを筆者「東京地裁開札トピックス」で紹介しました。昨年からすでにスーパー億ションを中止とした中古マンション売り物件の滞留と、価格低下が始まっていました。ここへきてマスコミもこの現象を報道し始めています。曰く「ワニの口が開いた」と。これは売主が設定した売り出し価格に対し、成約価格が下回る、その度合いが大きくなっていることを表す例えです。実際「三田ガーデンヒルズ」はレインズには80件以上の売り出し物件がありますが、今年に入っての成約登録は数件です。「晴美フラッグ」はスーパー億ションではありませんが、こちらは200件を超える売り出し件数がレインズに登録されています。こちらも成約登録は売り出し件数に比して少ない状況です。そんな中、イラン戦争が勃発し、先行き経済に暗雲が漂い始めました。億ション市場は景気との相関性が高い商品かと思います。株価の低下など続けばさらにワニの口が広がるように思えます。
「定価値切る気ね、買い手」テイカネキルキネカイテ


