機構の痛い過去、解体の動き
世界における日本の経済的地位の低下が続いています。2013年、当時の安倍首相の肝いりで設立された官民ファンド、クールジャパン機構は日本の文化コンテンツの海外発信と、収益化を目指してきました。ところが、思惑が外れ、取り組んだ事業のほとんどが花開かず、巨額の累積赤字(540億円)を計上しました。そしてついに継続の価値無しと判断され機構廃止の方針のようです。機構への出資は政府がその87%を負い進めてきましたので、巨額の投資損失が国民負担となる見込みです。食料品への消費減税等の財源をどうするか難題を抱えているところへ追い打ちをかけるような事態です。投資事業が失敗したのは、例えばネットフリックスなどのメディア台頭の波に圧されるなど、時代を掴めなかったことに起因しているようです。このクールジャパンの廃止は日本の凋落をむしろ浮彫にしていると言えるでしょう。しっかり顛末を検証するべきです。
「機構の痛い過去、解体の動き」キコウノイタイカコカイタイノウコキ


