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2020年10月5日「中古マンション人気にも差が」

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東京地裁開札トピックス(20.10.5号)

中古マンション人気にも差が

 先週の本欄で文京区千石のマンションの高水準落札について紹介したが、コロナ禍にあって中古住宅市場の堅調さは確かである。東日本レインズの本年8月の取引データを見ると中古マンションの成約件数は8月としては過去最高であり、成約価格も高水準であった。

 ただ中古マンションも立地、築年では人気に相当の落差があるように思う。9月16日開札で入札が無く特別売却に移行したマンションがある。そのマンションは足立区鹿浜2丁目に位置するが、最寄り駅は東京メトロ南北線「王子神谷」駅になり2㎞以上離れている。

(その割には環境が良いとは言えず環状7号線が近接していることから騒音があることが考えられる。)この立地の上、昭和54年11月築の旧耐震構造である。専有面積は約13坪で間取りは2DK、居室2部屋は和室である。そんな内容で売却基準価額は605万円、買受可能価額が484万円である。滞納管理費等が約60万円なので、最低の取得コストは買受可能価額に滞納管理費等を加えた550万円程度となり、専有面積坪単価は42万円強とかなり安いイメージがある。それでも期間入札では応札が無く、特別売却に回った。現在占有しているのは賃借人から使用借をしている個人とのことだが、明渡6か月猶予が与えられる前提になっていて、この点も再販業者には敬遠されたのかもしれない。マンション人気にも格差がある例であろう。ただこの物件、結果的には開札日翌日の特別売却期間初日に入札があり、売却はされていった。

2020年10月5日「中古マンション人気にも差が」 底地・公売物件投資相談

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